職場の健康診や人間ドックを受けたことがありますか?
その検査項目に総コレステロール、HDLコレステロール,LDLコレステロールとあります
この体内のLDLコレステロールの不足が妊活に影響を及ぼしている可能性があるのです
コレステロールって何?
コレステロールはアブラです
タンパク質のお船に乗って血液の中を流れており、LDLは体中の必要なところへコレステロールを届けており、HDLは不必要になったコレステロールを回収しています
LDLコレステロールを材料にこんなものが作られています
①女性ホルモン
LDLコレステロールから様々なホルモンが作られています
卵巣で作られるエストロゲン、胎盤で作られるプロゲステロン、副腎で作られるコルチゾール、睾丸で作られるアンドロゲンなどです
『エストロゲン』は卵胞を成熟させ、子宮内膜を厚くする、粘液を増やして精子が入りやすくするなどの妊娠する環境を整えるホルモンです
『プロゲステロン』は排卵直後から分泌量が増え、基礎体温を上げ、子宮内膜を安定させて着床を助け、妊娠を継続させるホルモンです
②胆汁
胆汁、胆汁酸は肝臓でLDLコレステロールを原料に作られ、膵臓からでる消化酵素リパーゼを活性化する働きや、脂質を吸収するときに細かくミセル化することで脂質を吸収できるようにしてくれる消化液です
この脂質が小さくなって吸収されるときに脂溶性ビタミン(A、E、D、K)、COQ10も一緒に吸収されます
ビタミンE
強力な抗酸化作用があり、酸化ストレスから生殖器官を守ってくれたり、卵子の老化を予防してくれる
また、妊活中は排卵の促進、卵巣重量の増加、ホルモン調整などの作用があります
ビタミンD
子宮内膜の環境を整え着床させやすくします
対外受精の現場では体内のビタミンDの量と着床、妊娠、出生、流産に関連性があることがわかって、ビタミンDが妊娠によい影響を与えていることがわかってきました
ビタミンD充足群と未充足群では着床率、妊娠率、出生率、流産率に差が見られ、ビタミンDの状態とARTの治療結果に関連
https://www.otsuka.co.jp/college/laboratory/05.html
③ビタミンD
ビタミンDは食事からもとれますが、日光を浴びることで皮膚でコレステロールを材料に合成されるビタミンです
材料のコレステロールが足りない、または日光を浴びないと合成できません
また食事から必要量をしっかりとることは難しいので、不足しやすいビタミンです
④COQ10
COQ10は私たちの細胞(ミトコンドリア)がエネルギーを作り出すときに必要なビタミン様物質で、体内では主に肝臓でコレステロールの製造過程で作られます
COQ10が不足すると、ミトコンドリアでのエネルギー生産ができなくなり、卵子の成熟、分割、着床、精子の働きが悪くなってしまいます
⑤細胞膜
私たちの身体は60兆個の細胞からできていると言われています
その一つ一つの細胞膜の材料はタンパク質・リン脂質・コレステロールです
細胞によって比率は違いますが、良質で丈夫な細胞膜を作ることができます
コレステロールから作られるものでは①性ホルモン②胆汁③ビタミンD④COQ10とほとんどが妊活について大事だと言えます
LDLコレステロールがどのくらいあったらよいのか?
LDLコレステロールの理想値は110~130くらいです
このくらいないと妊娠しないということではありません
私はおそらく80~90くらいの数値の時に妊娠できています
こんな症状があったらLDLコレステロールの不足を疑う

- ドライアイ
- ドライマウス
- 腸の炎症
- 生理不順
- 不妊
- 肌荒れ
- 風邪をひきやすい(喉)
- 肌のシミ・くすみ・ざらざら感
- 接触性皮膚炎・湿疹
- 肩こり
- 冷え性
まとめ
LDLコレステロールは体中へ脂質を運んでいる
LDLコレステロールは妊娠するのにも大事な物質の原料となっている
LDLコレステロールの検診による理想値は110~130くらい
LDLコレステロールが不足すると様々な症状がでる
LDLコレステロールの少なさが原因不明の不妊の原因かもしれません。私の不妊はこれがひとつの原因であったと考えています。一時はLDLコレステロールが50くらいでした。それでも普通に(様々な書状はでてましたが)生活はできてましたので、皆さんも一度ご確認ください。



コメント