なぜか、植物性はヘルシー、健康なイメージだった
最近、子供の誕生日があったので誕生日ケーキを作りました。
当然ケーキには生クリームを使うということで私は動物性の脂肪率35パーセントのタカナシの生クリームを買いました。
10年くらい前、まだ栄養療法のことを知る前に「趣味はおかし作りです」なんて言っていた時がありました。毎週末のようにお菓子を作り、周りの人たちに配っては喜んでもらって自己満足に浸っていました。そんな時、バターが必要であればケーキ用マーガリンにして、生クリームは植物性を選んでいました。
植物性の方が動物性より健康的だと思っていたからです。
しかし、今では必ずバターを使い、動物性の生クリームを買います。
生クリームには大きく分けて動物性と植物性と二種類ある

こちらは今回使用した生クリームの原材料表示です。原材料はクリーム(国内製造)、生乳とあります。クリームとは牛乳から乳脂肪分をどりだしたものです。牛乳以外から作られたものをクリーム類と呼ばれています。
| 原材料 | |
| 動物性生クリーム | クリーム、生乳 |
| 植物性生クリーム | 植物性油脂、乳製品、乳化剤(大豆レシチン)、メタリン酸Na 安定剤(タマリンド)、香料。カロチン色素 |
左の表はよくある動物性と植物性の原材料をそれぞれ示しました。
動物性と植物性どちらが健康的なのか
飽和脂肪酸について
動物性生クリームは飽和脂肪酸が豊富です。飽和脂肪酸は人間にとって大切な脂肪酸なのですが、多すぎると健康に害があると思われて、敬遠されがちです。
しかし、実は植物油脂と表示されている油脂の主な原料はパーム油を使われていることが多く、こちらにも飽和脂肪酸がたくさん含まれています。その点についてはどちらも同じと考えてよいかもしれません。
ただし、植物油脂加工段階で水素添加されトランス脂肪酸が含まれている可能性があります。トランス脂肪酸についてはまた別の機会に詳しく。
添加物について
動物性生クリームと植物性生クリームの大きな違いのひとつに添加物があります。動物性は原料そのままですが、植物性は油だけではクリームになりませんから、乳製品と乳化させ、その状態を安定させる必要があります。だから、乳製品、乳化剤、安定剤が必要なんですね。
添加物はひとつひとつは国で認可されるにあたり安全基準があり、人体に影響が出ない量など規定されています。しかし、海外ではすでに禁止されているものや添加物が複数になった場合の安全性は確認されていません。
植物性生クリームに入っている添加物を見ていくと…
乳化剤は腸内粘膜に悪影響になる可能性があります。
直接的に悪い影響はなくても、腸内細菌になんらかの影響を与え、間接的に影響が出たり、複合的に栄養吸収を阻害したり、やっぱり何かしら影響はあります。
ブログ ビタミンアカデミー 食品添加物の乳化剤が腸粘膜を破壊し、大腸炎とメタボリックシンドロームを作る!
メタリン酸Naは骨の形成に異常をきたすかもしれません。
・メタリン酸カリウム、メタリン酸ナトリウム(結着剤) 骨形成で悪影響。
千鳥の、ほんまにうまいもんだけ:食品添加物について
安定剤は天然由来の物が多く、問題があるとすればその原料となるものの残留農薬や遺伝子組み換えであるかどうかというところです。
増粘安定剤は、天然由来のものが多いが、天然だからといって必ずしも安全とは言い切れない。食品添加物には、必ずADI(1日摂取許容量)が決められているので、その範囲は守りたい。
カラーダ:https://www.mrso.jp/colorda/lab/3405/
結論
今回は動物性生クリームと植物性生クリームとどちらが健康によいのか悪いのか、原材料から比較してみました。結論から言うと、断然動物性を選びたいところだなと思いました。
飽和脂肪酸は私たちの身体には必要なものであって、多すぎると害するかもしれませんが、適度に必要と言えます。それは今回の生クリームの場合どちらにも多く入っていると言えるでしょう。ただし、植物性生クリームは植物性油脂に人工的なトランス脂肪酸が入っている可能性はないとは言えません。
しかし、動物性生クリームは添加物が入っていないのに対し、植物性生クリームは添加物がいくつか入っています。添加物はできれば避けるに越したことがないと筆者は感じているので、選べるならば動物性を選びたいと思いました。
ただし、動物性生クリームでも添加物が入っているものもあるので、購入する際には原材料チェックは欠かせませんね。



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