胆汁酸て知ってますか?
胆汁は肝臓で常に作られている物質で、胆のうに貯められて、濃縮されます
そして、胃に脂肪(揚げ物や油っぽい食事)が入ってくると胃に入り、脂肪分を小さくミセル化(マヨネーズのように乳化)させて小腸から吸収できる形にしてくれる物質です
胆汁酸と妊活の関係
胆汁が脂肪をミセル化する時には、妊活に大事なビタミンのビタミンA,E,K,Dの脂溶性ビタミンも一緒にミセル化してくれて、小腸で一緒に吸収できる形にしてくれます
逆をいうと、胆汁酸が不足しているとこれらのビタミンが吸収されないために妊娠するためのビタミンが不足しやすくなってしまうとも言えます
さらに、胆汁酸の受容体のTGR5が活性化すると、膵臓がインスリン分泌を出してくれます
インスリンは食事すると上がる血糖値を下げてくれるホルモンで、インスリンがしっかり出ることで食後の血糖値の急上昇を防いでくれるので、血糖値の波が穏やかになります
血糖値が穏やかになることは自律神経を安定させてくれます
また、胆汁酸が小腸で再吸収され肝臓へ戻りますが、その際に骨格筋を増やす作用があります
骨格筋が増えることは血糖値の安定につながるので、自律神経の安定につながります
胆汁は大腸で水分を分泌させて、大腸の蠕動運動を起こすので、お通じがスムーズになります
便秘は不妊の原因にもなるのでお通じがスムーズなことは妊活にとってよいと言えます
胆汁酸が不足しているサインは?
胆汁酸が不足しているとこのような症状があります
- 脂肪の多い食事の時の胃の不快感・
- 白っぽい便
- 乾燥肌
- 脱毛
- 睡眠障害
- めまい
- 肩甲骨の間の痛み
胆汁酸を肝臓で十分分泌するためには
1.三食バランスのよい食事をして、タンパク質をしっかり食べる
胆汁酸の原料はLDLコレステロールで、LDLコレステロールの80%は胆汁酸になります
LDLコレステロールはタンパク質のお船にのっている油なので、お船のタンパク質をしっかり摂ってあげること
そして、コレステロールの80%は肝臓で合成されて、20%は食べたものからできています
食べた食品中のコレステロールも大事ですが、80%が肝臓で合成されており、コレステロールの合成には多くの過程をへて材料も必要なので、その材料となる栄養をしっかりと食事でとってあげることが大事です
2.運動をする
運動することで胃腸に刺激になり、蠕動運動を促すことになります。胆汁は脂質が十二指腸に入った刺激で分泌されるので、胃腸が元気であることが大事です。
3.リラックスする
自律神経には交感神経と副交感神経があり、私たちの身体を24時間環境に合わせてさまざまな臓器を管理してくれています。胆汁を分泌する括約筋は副交感神経が管理しているので、リラックスすることで副交感神経が元気に働けるので、リラックスタイムを作ることが大事です。
4.水溶性食物繊維をとる
水溶性食物繊維は胃腸で不要な胆汁を排泄するのに役立ちます。不要な胆汁の排泄がスムーズにできると新しい胆汁が作られて、代謝が回ります。特にマイタケやもち麦のβグルカンはおすすめです。
5.タウリンをとる
胆汁は肝臓で作られます。タウリンは肝臓を元気にしてくれるアミノ酸なので、肝臓を元気にして胆汁をしっかり作れる環境を作りましょう!
まとめ
・胆汁は肝臓で作られ、胃に脂質が入ってくると分泌される
・胆汁はコレステロールから作られ、脂質を吸収するときに妊娠に大事はビタミンを一緒に吸収するのに役立っている。
・胆汁が出にくい人は油っぽい食事が苦手、乾燥肌、脱毛や睡眠障害の症状がある
・胆汁をしっかり分泌するためには三食バランスよく食べる、運動する、リラックスする、水溶性食物繊維をとる、タウリンをとる などがおすすめ


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